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牧野 泰之 / マキノウッドワークス Yoshiyuki Makino / MWW Gifu Japan
家具づくりをして20年になります。違法伐採リスクが一割もある輸入材を避け、長年、飛騨高山の原木を扱う家具づくりをしてきました。小物にしか使われていなかった飛騨牛皮革を家具用革として開発したり、トレーサビリティを大切にしたものづくりをしています。現在は、木材が自然に放つ微細な成分を活用する新しい木材活用に取り組んでおり、木で人の自然の力を回復させるような住まいの家具を作るため研究・分析・実践をしています。
阿部 藏之 / AQデザイン・木の総合学研究所 Kurayuki Abe / AQ Design・Wood Synthetic Institute Nagano Japan
三十年以上にわたり、「木と人とのかかわり」とジョイントテクノロジーをテーマに、世界中の文献や資料の収集、調査・研究活動を精力的に続けてきました。木の総合学研究のため「木の大学講座」を1985年から開講、私費で運営して現在にいたります。各分野の碩学・先達を招聘して、重要な科目を横断的に講座を続け、最近では、樹木の抗菌・抗体作用、害傷ダメージに向かうセルフキュアーを「木の内科」メディカルマテリアルとして薬理作用や香りの治癒、ソリッド材のコンサベーション・修援作用などを考究しています。
清水 邦義 / 九州大学農学院 准教授 Kuniyoshi Shimizu / Associate professor of faculty of agriculture, Kyushu university Fukuoka Japan
森林には、古来より人を心身ともに癒す力があるといわれており、また、森林生物資源のひとつであるキノコには、ガンを始め多くの生活習慣病を癒す働きが注目されています。また、私たちは、LOHAS(ロハス、Life Of Health And Sustainability)を志向し、生理活性に注目した多面的森林機能の解明を目指しています。取り組みとしては、自然の香り成分の心身に及ぼす影響やメタボリックシンドロームや高齢性疾患である前立腺肥大症や骨粗鬆症に有効なキノコの成分の探索、ならびに作用メカニズムの解明があります。それ以外にも、自然素材を原料とした化粧品・アロマ・機能性食品(機能性表示食品)・住環境(スギ内装や畳)・トイレタリーなどへの基礎から社会実装までの研究を展開しております。
トビアス フリードマン Tobias Friedman / 2019 Internship Copenhagen S. Denmark
2019年にインターンシップでマキノウッドワークスに来訪。マキノウッドワークスが展開するCure Furnishingのピクトグラムを担当。